我歴stockとは

「我歴stock in 女川 ~歌郷編~」は
2018日6月30日(日)宮城県牡鹿郡女川町で開催される
女川福幸丸が主催する無料の音楽イベントです。
(※少雨決行。荒天時は中止となります)

−開催趣意書−

「START!ONAGAWA 新しいスタートが世界一生まれる町へ」

女川町はこのスローガンを掲げて、地域の民間企業と行政が一体となり、まちづくりを進めています。このフレーズを耳にしてみなさんは何を感じましたか?私はワクワクした感情と同時に“ALL女川”で真剣に、時には楽しみながら復興に向き合う町の先輩方の姿が頭に思い浮かびました。

私たちが企画する我歴stock in 女川と同じく、震災後より始動した女川町復幸祭。毎年開催されることが当たり前のように感じていましたが、町の復興計画事業の終了と共に、今年で最後の開催となりました。しかし、これは淋しい意味での終わりではなく、なにかが生まれるスタートへの期待が込められている“きっかけ”なのだと感じます。

昨年10月には、新しい女川町庁舎での業務が開始され、これまで仮設庁舎で行われていたまちづくりの核となる機能が、町の中心部へと移りました。また、復興計画の重要事業として位置づけられている小中一貫校工事の安全祈願祭が今年1月に行われました。

女川町の将来を担う子供たちの学び舎は、来年8月開校に向けてスタートを切りました。

スローガンを目にすることが日常となった今、どれほどの新しいスタートがここ女川町で始まってきたのでしょうか。震災のあった年から野外音楽イベントを開催することは、女川福幸丸としてとても大きなスタートだったと言えます。10年続けていくため、町民が心から楽しめる憩いの場となるため、1年1年が新しい挑戦でした。

これまでの活動を通していくつの新しいスタートを生み出し、また誰かのスタートのきっかけ作りになれていたのだろうか。時々振り返りながらも、これからも私たちの“楽しい・面白い”と感じる感性を大切に、町のみなさんと集える場所を作っていきます。

今年、我歴stock in 女川は開催9年目の佳境に突入します。“毎年行われる若者のイベント”という枠に収まらずに、音楽を通して女川町の魅力を町内外のみなさんに体感してもらえる機会となるよう女川福幸丸は新しいスタートに立ちます。

平成31年3月1日

女川福幸丸(我歴stock in 女川 実行員会)

船長  植木 智子

【女川福幸丸・ 我歴ガレキstockについて】

女川福幸丸とは、宮城県女川町の若者が中心になって立ち上げた団体です。
きっかけは、2011年3月11日の東日本大震災。
福幸丸の代表(以下:船長)である佐藤友視、その他のメンバー(以下:クルー)の多くが悲しみに明け暮れ、これから女川はどうなるんだろう?という不安の中、日々を過ごしていました。
そんなある日、船長の職場のラジオから音楽が流れてきました。
すると、ピリピリしていたその場が和やかになっていくのを感じました。

『音楽の力ってすごいんだ!』

船長は改めて音楽の持つ力の凄さを感じたのです。
船長はクルーを集め、福幸丸と名付けた団体で、音楽イベントをやることを決意。
それが女川福幸丸の始まりです。
2011年10月30日、本当にたくさんの方々にご協力いただき、『我歴stock in onagawa ~福興編~』を、開催することができました。

それ以来毎年、その時々の町の姿を反映させたサブタイトルを掲げて開催しています。
2011年「復興編」、2012年「奮闘編」、2013年「出航編」、2014年「冒険編」、そして2015年からは船長が2代目へと世代交代し「新時代編」「共鳴編」「奏開編」「溌進編」を開催。
来場者、アーティスト、そして町民が一体となるようなイベントを目指し、日々奮闘しています。

イベント名の「我歴STOCK」は、かつてアメリカで行われ、40万人を動員した伝説の野外ロックフェス”ウッドストック”にあやかりました。
「我歴(ガレキ)」には、震災の津波で破壊された家々や町が瓦礫と呼ばれるのを聞き、「瓦礫ではない。私たちの歴史そのものだ」という思いを込めました。さらに、新たな我らの歴史をこれからストック(積み重ねる)していこうという希望も託して。

また、我歴STOCK以外にも女川で行われるイベントの運営サポートなど、女川のために活動を続けています